パーソルキャリアが運営する転職サービスdoda(デューダ)は13日、福利厚生・企業制度に関する実態調査結果を発表した。それによると、勤務先で導入しているサービスのうち、最も多いのは「法定以上の健康診断・人間ドック」だった。
「健診・人間ドック」は46.7%を占め、「結婚祝い金」の45.4%、「従業員や家族への弔慰金」の43.7%などが続いた。健康、家族関係が上位を占めたが、「確定拠出年金」の30.5%、「財形貯蓄・社内預金」の29.7%など、将来を見据えた制度も上位に挙がった(複数回答)。ただし、実際の利用は「健診・人間ドック」が40.0%とほぼフル利用しているのに対して、それ以外は20%台以下にとどまっている。
男女別では、男女とも「健診・人間ドック」が40%前後でトップを占めているが、それ以外の「確定拠出年金」「結婚祝い金」などになると、男性の20%台に対して、女性は10%台と男性ほどには利用していないことがわかった。
調査は昨年7月に実施、20~59歳の正社員1万5000人から有効回答を得た。