適正な製造請負事業の管理体制・実施能力を有する事業者を認定する２０１９年度の「製造請負優良適正事業者」に、１８社の更新が認定された。製造請負事業改善推進協議会が３１日に発表した。正式な認証は４月１日付。これで、２０年度に有効な認定を受けている事業者は合計５２社となる。
認定制度は、製造業の請負事業にかかわる体制の向上と雇用管理の改善などを目的に、厚生労働省が１０年度から運営を委託している事業。発注者と働く人の双方にとって、請負事業者を選択する際の「判断基準の指標」として設けられた。
認定の質の維持・確保のために３年ごとの更新があり、今年度は１０年度の事業者が３回目の更新、１３年度の事業者が２回目、１６年度の事業者が初めての更新を迎えた。「経営方針」、「ひとづくり力」、「ものづくり力」、「労働者保護」――の４つの審査基準に照らし、指定審査機関が現地審査や経営者のヒアリングなどを行った。認定事業者には証明書や公認認定マーク＝画像＝が贈られる。
１９年度の優良適正事業者は次の通り。
【更新（１回目・１６年度認定）】
株式会社ミヤザワ（神奈川県茅ケ崎市）
株式会社テクノクリエイティブ（熊本県熊本市）
株式会社クリエイト（広島県広島市）
【更新（２回目・１３年度認定）】
由良アイテック株式会社（愛知県知多郡）
株式会社塚腰サービス（京都府京都市）
株式会社フジワーク（大阪府高槻市）
マルアイユニティー株式会社（愛知県豊橋市）
株式会社アクティー（愛知県豊橋市）
【更新（３回目・１０年度認定）】
株式会社平山（東京都港区）
フジアルテ株式会社（大阪府大阪市）
株式会社ヒューマンアイ（東京都八王子市）
日総工産株式会社（神奈川県横浜市）
株式会社三幸コーポレーション（静岡県沼津市）
株式会社ジャパンクリエイト（大阪府大阪市）
株式会社ウイルテック（大阪府大阪市）
日本マニュファクチャリングサービス株式会社（東京都新宿区）
株式会社イカイアウトソーシング（静岡県沼津市）
株式会社日本ケイテム（京都府京都市）
