パソナグループの「日本CHO協会」は18日、新型コロナウイルス感染症に関連して会員企業130社に対して実施した「入社式および新入社員研修に関する緊急調査」結果を発表した。調査は13~16日に実施した。
それによると、入社式を実施する企業は55.4%の72社、実施しない企業は26.2%の34社だったが、従業員5000人以上の大企業(35社)になると、実施する企業は35.3%の12社に減り、実施しない企業の方が50.0%の17社と多かった。実施しない企業の半数は、動画による社長のメッセージ発信などの代替策を予定している。
新入社員研修については、実施する企業が76.9%の100社にのぼったが、実施企業の多くは4月1日か2日に行い、44社は全員を1カ所に集める集合形式で行い、32社が集合型とオンライン利用の併用を計画。オンラインだけも14社あった。