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2019年12月 6日

現金給与が名目、実質ともプラス  2カ月連続 10月毎勤統計速報

 厚生労働省が6日発表した毎月勤労統計の10月速報値(従業員5人以上)によると、労働者1人あたり現金給与総額は27万3466円(前年同月比0.5%増)で9月に続いて2カ月連続のプラスとなった。実質賃金指数(2015年=100)も84.3(同0.1%増)で2カ月続けてプラスとなった。

 残業代などの所定外給与は横ばいだったが、基本給の所定内給与が同0.6%増。企業の人手不足対策と、10月からの最低賃金引き上げが要因とみられる。

 月間総実労働時間は140.7時間(同2.3%減)で、11カ月連続の減少。月末の常用労働者数は5112.9万人(同2.1%増)で、パートタイム比率は31.12%(同0.06ポイント減)となった。

 

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