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2019年11月13日

営業利益が二ケタ増  リクルート9月連結中間決算

 リクルートホールディングスが13日発表した2019年9月連結中間決算(国際会計基準)によると、売上収益(売上高)は1兆2012億100万円(前年同期比5.1%増)、営業利益は1426億5900万円(同12.7%増)、営業利益に減価償却費などを加えたEBITDAは1777億5700万円(同14.5%増)、中間利益(税引前)は1141億4800万円(同23.2%増)の大幅な増収増益となった。中間配当は15円で1.5円の増配、期末も0.5円増の15円を予定しており、年間では30円で2円の増配となる。 

 主要セグメント別売上収益では、住宅、結婚など「メディア&ソリューション」が3782億円(同8.2%増)、人材派遣が6301億円(同3.8%減)、検索エンジン「インディード」などのHRテクノロジーが2090億円(同37.8%増)といずれの部門も好調。最大売上高の人材派遣はスタッフサービスとリクルートスタッフィングの国内派遣が2775億円(同3.5%増)だったが、海外派遣が3525億円(同8.8%減)のマイナスが続いている。 

 通期見通しについては、5月14日に発表した「調整後EBITDAを3100億~3300億円」から変えず、全事業部門の増収増益を予定している。就活生の内定辞退予測データを企業に販売して批判され、廃止した「リクナビDMPフォロー」サービスに関する業績への影響は「軽微」としている。


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