メイテックが7日発表した2019年9月連結中間決算(日本基準)によると、メーカーからの堅調な受注環境を反映し、売上高は495億7700万円(前年同期比4.1%増)、営業利益は60億300万円(同3.0%増)、経常利益は60億2000万円(同3.3%増)、中間利益は39億7000万円(同2.2%増)の増収増益となった。売上高は中間期としては11年連続の増加。中間配当は1株86.50円(同2.5円増)の増配とする。
内訳はメイテックが売上高369億7600万円(同2.4%)で、9月末エンジニア数は7214人(同2.9%増)。メイテックフィルダーズが各104億3900万円(同12.1%増)、2822人(同10.6%増)となり、メイテックフィルダーズの勢いがメイテックを上回っている。全エンジニア数は1万36人(同4.9%増)となった。
稼働率はメイテックが95.1%、メイテックフィルダーズが94.0%で、どちらも前年より少し低下したものの、依然として高水準を維持している。
通期は売上高1018億円(前期比4.2%増)、営業利益129億円(同2.1%増)、当期純利益88億円(同0.3%減)とし、期末配当は107円(同8.5円減)の減配を予想。売上高は1000億円の大台突破を見込んでいるが、当期純利益は法人税負担の軽減がなくなることから減益を予想している。