ディップが11日発表した9月のアルバイト時給は平均1094円で、前月比3円増、前年同月比46円(4.4%)増となった。前年比は37カ月連続の増加で、10月からの最低賃金の改定を前に、時給額は過去最高を更新した。
職種別では、前月と同様に専門的職業の1350円(同14.1%増)の伸びが目立ったが、前月まで高い伸びを見せていた建設業は1243円(同3.4%増)と一服。前月と同様、全9職種で前年を上回った。
地域別でも関東の1150円(同4.5%増)、東海の1069円(同4.4%増)、関西の1099円(同4.3%増)、九州の970円(同4.4%増)といずれも4%台の伸びだった。
同社の「バイトル」に掲載された求人件数約19.2万件を基に集計した。