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2019年8月16日

女性管理職の比率、今年は7.7%  0.5ポイント上昇 帝国データ調査

 帝国データバンクが15日発表した2019年「女性登用に対する企業の意識調査」によると、対象企業の管理職に占める女性の比率は平均7.7%で、昨年の調査を0.5ポイント上回り、調査開始以来の最高を更新した。

 管理職(課長相当職以上)に占める女性比率は「10%未満」の企業が前年と同じ30.5%で最も多く、「10%以上~20%未満」が7.7%、「30%以上」が7.1%、「20%以上~30%未満」が5.2%と、いずれも前年を少し上回った。管理職が全員男性という企業は46.7%で、前年の48.4%から1.7ポイント減少した。

 今後、女性活躍を一層推進するために取り組むべき課題を聞いたところ(複数回答)、「妊娠、出産、育児の支援充実」が60.5%で最も多く、「保育サービスの充実」(59.0%)、「仕事と子育ての両立支援」(58.4%)、「働き方改革」(50.2%)などが上位に挙がった。

 調査は7月後半、全国の2万3650社を対象に実施し、1万91社から有効回答を得た(回答率42.7%)。13年から調査を始め、今回が7回目。

 
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