ニュース記事一覧へ

2019年7月16日

94%が特定技能制度に「興味」  ディップの技能実習・留学生調査

 ディップが16日発表した在日技能実習生・留学生に対する特定技能制度に対する調査によると、94.0%が特定技能を通じた就労に「興味がある」と回答し、留学生の80.0%は日本での就職・進学を希望していることがわかった。

 日本で働きたい理由(複数回答)は「自国より年収が高い」が44.7%で最も高く、「キャリアアップにつながる」(34.0%)、「最先端技術を学びたい」と「日本が好き」が31.3%だった。実際に就労してみて感じたこともほぼ同じだったが、逆に困ったこと(複数回答)は「就業時間が長い」が29.3%で最も多く、「言語の壁」(28.7%)、「選考書類の準備がむずかしかった」(26.7%)など、特定技能の就労にもあてはまる項目が上位を占めた。

 調査は5~6月、3カ国(中国、ベトナム、フィリピン)の在日外国人を各50人、合計150人を対象に実施した。

PAGETOP