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2019年6月21日

5月三大都市圏派遣時給は1583円  3.9%増の過去最高、エン・ジャパン

n190621.png エン・ジャパンが20日発表した5月の派遣平均時給(三大都市圏、募集時)は1583円で、前月比0.8%増、前年同月比3.9%増となり、12カ月連続で前年を上回った。3月に1572円の過去最高を記録したが、5月はさらに上昇幅を上げて最高を更新した。依然として、派遣需要の多いオフィスワーク系や採用難の経験者求人の時給上昇が要因とみられる。

  職種別では、「オフィスワーク系」が1576円(前年同月比1.8%増)だったが、「技術系」が1881円(同7.5%増)、「医療・介護系」が1304円(同6.1%増)、「クリエイティブ系」が1900円(同6.2%増)と高い伸びを見せるなど、全職種でプラスとなった。

 地域別では関東が1648円(同4.0%増)、東海が1366円(同4.8%増)といずれも過去最高で、関西が1370円(同5.3%増)だった。三大都市圏以外でも、北海道が1187円(同5.6%増)、東北が1188円(同3.6%増)、北信越が1193円(同2.5%増)、中国・四国が1244円(同6.4%増)、九州・沖縄が1243円(同4.1%増)となり堅調に伸びた。

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