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2019年5月22日

4月派遣時給は1571円  消費増税前の駆け込み需要、エン・ジャパン

n190522_0.png エン・ジャパンが22日発表した4月の派遣平均時給(三大都市圏、募集時)は1571円で、前月比0.1%減、前年同月比3.6%増となり、11カ月連続で前年を上回った。3月に1572円の過去最高を記録したが、わずかに下回った。依然として、派遣需要の多い「オフィスワーク系」と「営業・販売・サービス系」の時給高騰が要因。10月からの消費増税を控え、住宅や車など高額商材の販売促進がピークを迎えているとみられる。

  職種別では、「オフィスワーク系」が1567円(前年同月比1.3%増)、「営業・販売・サービス系」は1475円(同3.1%増)、「クリエイティブ系」は1871円(同5.2%増)、「IT系」が2236円(同3.3%増)など、全職種でプラスとなった。

 地域別では関東が1635円(同3.7%増)の過去最高で、東海が1365円(同4.8%増)、関西が1369円(同5.4%増)といずれも伸びた。三大都市圏以外でも、北海道が1189円(同4.5%増)、東北が1191円(同4.0%増)、北信越が1188円(同1.8%増)、中国・四国が1246円(同5.3%増)、九州・沖縄が1239円(同3.7%増)といずれも伸び、時給増が全国的に拡大している。

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