第43回労働政策審議会は22日、公益委員から選出する会長に鎌田耕一氏(東洋大名誉教授)=写真・左=を選んだ。また、鎌田会長は会長代理に守島基博氏(学習院大副学長)=写真・右=を指名、第10期となる労政審の体制がスタートした。2013年5月から3期6年にわたって会長を務めた樋口美雄氏(労働政策研究・研修機構理事長)は公益委員を退任した。
この日は、事務局の厚生労働省の担当局長が、公労使委員に対して毎月勤労統計調査など「統計不正問題」に関する概要や今後の対応策を説明したほか、本年度の労働行政関係予算の主要施策、労政審の分科会・部会における審議状況、法案の国会での審議状況について報告した=写真・下。また、政府の経済財政諮問会議や未来投資会議の動向について…
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