パーソルテクノロジースタッフが２０日発表したエンジニアのキャリアチェンジ調査によると、エンジニアの３人に１人は他職種からのキャリアチェンジで、営業、生産工程などの経験者で５割を占めることがわかった。
過去にエンジニア以外の職種を経験したことのある人は３６％を占め、具体的には営業、生産工程、ウェブ以外のクリエイティブ系などが多かった。キャリアチェンジして良かったこと（複数回答）は「やりがい・達成感を感じられた」が１２．４％で最も多く、「興味のある専門スキルを身につけられた」が１１．７％、「新たな経験を通じて自分を向上させている実感が得られた」が１０．１％で続いた。
生活の中で実現したいこと（複数回答）について、エンジニア、非エンジニアの両方に聞いたところ、「安定的な生活を送りたい」が各４７％、４４％で最も多かったが、「仕事のやりがいを得たい」では各３０％、２１％と差が出ており、やりがいを求める志向はエンジニアの方が多いことがうかがわれた。
調査は３月、２０～５０代の男女で、ＩＴ・機械電気領域のエンジニア９２２人と非エンジニア１００人を対象に実施した。
