厚生労働省が２６日発表した２０１８年度第４四半期（１９年１～３月）の「再就職援助計画」認定状況（速報）によると、認定事業所は３４４事業所、離職者数は１万３９６６人となった。前年同期に比べ１８５カ所、５８９７人の増加とどちらも大幅に増えた。
この結果、１８年度年間累計では７２９事業所、３万２２９５人となり、前年比で２０２事業所、６８９６人の増加となった。事業所数、離職者数とも１３年度から５年連続で減少が続いたが、１８年度は６年ぶりに増加に転じた。
同計画は雇用対策法によって、１カ月間に３０人以上の従業員を退職させる場合、事業主がハローワークに事前提出を義務付けられている。
