文部科学、厚生労働両省が18日発表した2018年度大学等卒業予定者の就職内定状況によると、2月1日時点で大卒は91.9%(前年同期比0.7ポイント増)で8年連続の上昇、1997年の調査開始以来の最高となった。短大は91.0%(同1.1ポイント増)、高専は98.8%(同0.8ポイント減)、専修学校は87.1%(同1.5ポイント増)となっている。
大卒の場合、国公立、私立別では国公立が91.5%(同0.3ポイント減)、私立は92.1%(同1.0ポイント増)。男女別では男子が91.4%(同1.5ポイント増)、女子は92.6%(同0.2ポイント減)。文理別では文系が91.7%(同0.7ポイント増)、理系が93.1%(同0.7ポイント増)となっている。
地域別では関東が93.7%(同1.3ポイント増)とさらに伸び、近畿も93.3%(同1.1ポイント増)、中部も92.9%と9割台に。北海道・東北は88.5%で、中国・四国は86.3%、九州も88.9%の水準。卒業予定者全体に占める内定率は72.0%だった。