ディップが５日発表した２月のアルバイト平均時給は１０６４円で、前月比０．３％減、前年同月比０．７％増となった。対前年では３０カ月連続で上昇を続けているが、時給額、伸び率とも低下傾向にある。
職種別では、調査対象の９職種中７職種で増加。「建設」が１２０４円（前年同月比７．５％増）と高い伸びをみせ、「専門職」が１２２２円（同３．７％増）、「飲食」が９９７円（同３．１％増）と伸びている。一方で、「運搬・清掃・梱包等」が１０３７円（同２．４％減）、「製造・技能」が１１１７円（同２．７％減）となった。
地域別では関東が１１１２円（同０．９％増）、東海が１０４２円（同０．９％増）、関西が１０６９円（同１．２％増）、九州が９４１円（同３．１％減）となり、九州がマイナスに転じ、他地域も低い伸びとなった。
同社の求人サイト「バイトル」に掲載された約２６．５万件を基に集計した。
