「世界希少・難治性疾患の日(RDD)」の28日、東京・丸ビル内1階でRDD日本開催事務局による「RDD2019 inTokyo」が開かれ、1型糖尿病患者によるエアロビクス、色彩豊かなペーパークラフト「あしたの花壇」=写真、写真展「きょうのえがお、あしたのえがお」など多彩な催しが開かれた。
展示物のほか、日本難病・疾病団体協議会の伊藤たてお氏らの基調講演、難病患者自身による体験談、海外の患者活動の紹介などもあり、多くの参加者でにぎわった。RDDは難病患者の質向上を目指し、08年にスウェーデンで始まった。日本でも10年から毎年2月末日に行われており、今年で10回目。
開催事務局を運営するNPO法人「アスリッド」の西村由希子理事長は「とにかく難病のことを少しでも多くの方々に知ってもらえるような企画を心掛けた。この輪が年々拡大していけるように努めたい」と話していた。