厚生労働省が18日発表した大企業の昨年末の賞与額は86万2986円(前年比3.90%増、加重平均)と過去最高となった。年末ボーナスは13年から6年連続の増加だが、15年から3年間は83万円台で推移、18年に大きく伸びた。集計対象は資本金10億円、従業員1000人以上の351社。
業界別では、窯業が95万3576円(同2.35%増)で最も高く、自動車の95万945円(同1.85%増)、建設の94万6811円(同7.33%増)が続いた。21業種のうち、食料品・たばこ、繊維、紙・パルプ、運輸の4業種だけが前年を下回った。