パソナグループが11日発表した2018年11月連結中間決算(日本基準)によると、売上高は1646億9200万円(前年同期比9.3%増)、営業利益は37億3200万円(同42.5%増)、経常利益は35億3800万円(同34.3%増)、中間利益は6億3100万円(同34.2%増)と大幅な増益となった。配当は期末1本で、1株14円(同1円増)の予定は変えなかった。
主力の人材派遣が838億700万円(同6.8%増)と堅調だったのに加え、インソーシング(委託・請負)の451億1900万円(同15.1%増)など、人材紹介やコンサルティングなどが軒並み2ケタ増となった。
通期見通しも売上高3430億円(前期比10.1%増)、営業利益83億円(同26.9%増)、当期純利益16億円(同24.2%増)の増収増益を見込んでいるが、上方修正は見送った。