厚生労働省が26日発表した2018年上半期「雇用動向調査」(1~6月)によると、入職率が9.2%、離職率が8.6%で、上半期では12年以来、7年連続の入職超過となった。
上半期の入職者は4574.1千人、離職者は4317.9千人で、差し引き256.2千人の入職超過となった。入職率は9.2%、離職率は8.6%で、0.6ポイントの入職超過。
入職者の内訳は、転職が2689.9千人、未就業者が1884.2千人で、前年同期に比べ、各125.8千人、45.8千人減少。未就業者のうち、新規学卒者は1042.3千人だった。
調査は5人以上の常用労働者のいる1万5431事業所を対象に実施、8325事業所と労働者から回答を得た。