労働政策審議会の第80回障害者雇用分科会(阿部正浩分科会長)は18日、「今後の障害者雇用の在り方」について議論に入った。この日は自由な意見表明、意見交換で、行政機関などによる障害者の水増し問題が尾を引き、障害者代表委員らから厳しい意見が続出した。
水増し問題については、「役所は障害者に対して就労の場を提供しようという意識が感じられなかった」「一気に4000人の雇用を目指しているが、採用後が心配。就労定着の支援が重要だ」「障害者雇用に対して、企業は勉強を重ねている。役所はそれに比肩できる“適正な配置”ができるのか」などの批判、注文が相次いだ。
一方、障害者雇用制度のあり方については…
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