厚生科学審議会の第27回指定難病検討委員会(水澤英洋委員長)は13日、2019年度実施分の指定難病の追加について議論を開始した。厚生労働省の研究班や関係学会から情報提供のあった38疾病について審議する。
38疾病は、「MECP2重複症候群」など初めての7疾病と過去2年の審議で指定難病の要件を満たさないとして”保留“されていた「自己免疫介在性脳炎・脳症」など31疾病。同委員会で個別審査し、18年度内に可否を決定、厚労省が19年度中に追加指定する。
指定難病は現在、331疾病が対象になっており、医療費助成などを受けている。