労働政策審議会の第12回雇用環境・均等分科会(奥宮京子分科会長)は7日、事務局の厚生労働省が「女性の活躍推進と職場のハラスメント防止対策等の在り方」と題する報告書案を提示した。
報告書案の骨子は、(1)女性活躍推進法の行動計画策定と情報公表を、従来の従業員301人以上企業から101人~300人の中堅企業にも拡大義務化する(2)パワハラ防止は、セクハラ防止と同様に企業の雇用管理上の措置義務とし、具体的には指針で定める(3)社外の労働者に対するセクハラ防止の追加措置を指針で明確化する――の3点。これについては前回と同じだが、この日は字句の修正などについて労使の意見が分かれた。
中でも、パワハラについては、…
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