リクルートホールディングスが13日発表した2018年9月連結中間決算(国際会計基準)によると、売上収益(売上高)は1兆1433億3900万円(前年同期比7.5%増)、営業利益は1265億円(同16.8%増)、中間利益(税引前)は926億円(同12.9%増)の増収増益となった。前年の減益から一転して増益に転じた。中間配当は13円50銭。
主要セグメント別売上収益では、住宅、結婚など「メディア&ソリューション」が3494億円(同5.3%増)、検索エンジン「Indeed」などのHRテクノロジーが1517億円(同52.9%増)といずれの部門も好調。人材派遣は6549億円(同1.9%増)で、スタッフサービスとリクルートスタッフィングの国内派遣が2682億円(同7.4%増)、海外派遣が3867億円(同1.6%減)で、海外は一服状態となった。
通期見通しは売上収益2兆3020億円(前期比5.9%増)、営業利益2100億円(同9.5%増)の増収増益、配当は中間と合わせ年間27円(4円増配)を予定している。