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2018年11月 7日

9月現金給与総額、14カ月連続増  実質賃金は2カ月連続減、毎月勤労統計速報

 厚生労働省が7日発表した9月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、現金給与総額は27万256円(前年同月比1.1%増)となり、昨年8月から14カ月連続のプラスとなった。残業代を除く基本給は26万3101円(同0.8%増)で18カ月連続の増加だった。

 消費者物価の上昇分を差し引いた実質賃金指数(2015年=100)は84.3(同0.4%減)と2カ月連続のマイナスとなった。ガソリン価格の上昇などが影響したとみられる。

 月間の実労働時間は139.3時間(同3.3%減)、パートタイム労働者比率は30.63%(同0.15ポイント減)だった。

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