パソナ総合研究所が18日発表した「就職活動のあり方に関する学生意識調査」によると、2020年3月卒業予定の就活生のうち、就活ルールの廃止について49.4%が「賛成」、39.7%が「反対」と答え、賛否が大きく分かれた。
「賛成」の理由で最も多かったのは「自分のペースで企業選びができるから」の74.2%で、「早期に内定を獲得できるから」も38.4%あった(複数回答)。一方、「反対」の理由は「学生生活全体のスケジュールが立てにくくなるから」が85.8%にのぼった(同)。
一方、就活時期を自由に決められる場合、いつから開始したいか聞いたところ、「3年生の夏休み」が22.3%で最も多く、「3年生の冬休み」が17.0%で続き、4年生になる前に始めたい人が8割近くにのぼった。
調査は9月13~19日、インターネットで実施し、大学3年生622人から回答を得た。