厚生労働省は14日、今年4月の新卒内定者取り消し状況を発表した。それによると、22事業所で73人の大卒・高卒者の内定が取り消され、入社時期の繰り下げが1事業所、1人あった。取り消しは昨年の24事業所、86人に比べ、事業所数、対象者とも少し減った。73人の内訳は高校生が29人、大学生などが44人。
このうち、「事業活動縮小を余儀なくされているとは明らかに認められない」などの事業所として、スバコ・ケア・エンジニアリング(大阪市)、浜沢歯科医院(大阪府八尾市)、アキラックス広島営業所(広島市)の3社名を公表した。