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2018年9月14日

働き方改革、前向き企業は63%  帝国データの調査

 帝国データバンクが14日発表した「働き方改革に対する企業の意識調査」によると、働き方改革に「取り組んでいる」企業は37.5%、「取り組む予定」の企業は25.6%あり、両方を合わせた“前向き”企業は63.1%に上った。これに対して、「取り組む予定はない」が15.1%、「以前取り組んでいたが、現在はやっていない」が2.6%あった。

 「取り組んでいる」企業の具体的な内容は「長時間労働の是正」が79.8%で最も多く、「休日取得の推進」(61.8%)、「人材育成」(56.3%)、「健康管理の充実」(49.8%)などが続いた(複数回答)。

 一方、「取り組む予定がない」「現在は取り組んでいない」企業に理由を聞いたところ(複数回答)、「必要性を感じない」が37.6%で最も多く、「効果が期待できない」が34.1%で続いた。また、「人手不足や業務多忙で手が回らない」も29.4%あり、同社は「今後は未活用労働力をいかに有効にするかが大きな課題になる」と分析している。

 調査は8月下旬、全国2万3099社を対象に実施、9918社(回答率42.9%)から回答を得た。
 

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