厚生労働省が7日発表した7月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、現金給与総額は37万6338円(前年同月比1.5%増)となり、昨年8月から12カ月連続のプラスとなった。残業代を除く基本給は26万4551円(同1.1%増)で16カ月連続の増加だった。
消費者物価の上昇分を差し引いた実質賃金指数(2015年=100)は118.6(同0.4ポイント増)と3カ月連続のプラスだった。
月間の実労働時間は145.4時間(同0.4%減)、パートタイム労働者比率は30.53%(同0.15ポイント減)だった。