パーソルキャリアが10日発表した7月のDODA(デューダ)転職求人倍率は2.25倍となり、前月比0.18ポイント減、前年同月比0.06ポイント減となった。転職希望者数が前年同月比10.6%増と大幅に増えたが、求人数が同7.7%増にとどまったため。ただ、依然として高レベルの売り手市場が続いている。
最も高いのは「IT・通信」の5.44倍、「サービス」の2.60倍、「メディア」の2.03倍が続いているが、「小売り・外食」は0.89倍、「商社・流通」は0.86倍と1倍を割り込んでいる。前年より倍率が上がったのは「メーカー」の1.89倍(同0.24ポイント増)など4業種で、残る5業種は倍率を下げている。