ディスコが27日発表した「2019年卒・新卒採用に関する企業調査(中間調査)」によると、17年4月から1年間にインターンシップを実施した企業の割合は70.0%(前年比9.1ポイント増)に上り、社員1000人以上の大企業では85.4%に達していることがわかった。社員300人未満の中小企業では56.5%にとどまっており、企業規模で大きな差がみられた。
インターンシップを実施したことによる採用活動への効果は、74.1%が「効果を感じている」(同1.9ポイント増)と回答。18年度も71.2%が実施を予定しており、「実施しない」は11.4%にとどまった。採用活動におけるインターンシップの重要性が高まっていることが鮮明に現れている。
同社の調査では、7月1日時点の大学生の内定率は81.1%(前年同期比2.1ポイント減)となっている。
調査は6月下旬~7月上旬、全国の1万7484社を対象に実施し、1329社から回答を得た。