ディップが4日発表した6月のアルバイト平均時給は1039円で、前月比0.8%減、前年同月比3.3%増となった。前年比は22カ月連続の増加だが、ゴールデンウイーク向け需要が多かった4、5月から、6月は一段落した格好だ。
職種別では、「専門職」が1181円(前年同月比10.1%増)、「製造・技能」が1031円(同8.8%増)、「サービス」が1163円(同7.2%増)など、8職種で増加。「教育」だけが前月と同様に1328円(同7.2%減)と下がった。
地域別では関東が1090円(同4.1%増)、東海が1010円(同1.3%増)、関西が1046円(同3.0%増)、九州が935円(同4.0%増)と前月と同様に全地域で上昇した。
同社の求人サイト「バイトル」に掲載された約22.5万件を基に集計した。