参院厚生労働委員会で審議中の「働き方改革関連法案」を巡り、国民民主党や立憲民主党、共産党などの野党は２６日、「不適切・不誠実な対応を続けたことは到底容認できない」として、加藤勝信厚労相の問責決議案を参院に提出した。与党は同日中の採決を目指していたが、これに伴い審議はストップ。あす２７日の参院本会議で問責決議案を否決し、早期成立に向けた動きを加速させる構えだ。
２６日の同委員会の前半は、安倍晋三首相出席で質疑を行い、後半は加藤厚労相ら政府側に対する質疑を続けた。予定していた委員全員の質問が終了したところで、採決阻止を狙って主要野党が問責決議案を共同提出した。
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