厚生労働省が30日発表した2017年度「雇用均等基本調査(速報版)」によると、昨年度の育児休業取得者の割合は女性が83.2%(前年度比1.4ポイント増)、男性は5.14%(同1.98ポイント増)で、男性は過去最高となった。
男性の場合、業種別では金融・保険が15.76%、情報通信が12.78%とダントツに高く、逆に生活関連サービス・娯楽は1.19%で最も低かった。
調査は昨年10月、全国6160事業所を対象に実施、有効回答数は3869事業所(回答率62.8%)。厚労省は7月に全体版をまとめる。