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2018年5月15日

派遣好調などで売上高2兆円超える  リクルートHD3月期連結決算

 リクルートホールディングス(HD)が15日発表した2018年3月期連結決算(IFRS、国際会計基準)によると、売上収益(売上高)は過去最高の2兆1733億8500万円(前期比11.9%増)、営業利益は1917億9400円(同0.9%減)、税引前利益は1992億2800万円(同0.2%増)、当期利益は1516億6700万円(同11.0%増)の大幅な増収増益となった。期末配当は1株12円とし、中間期の11円と合わせて年間23円(同42円増)とした。

 売上高最大部門の人材派遣は国内(スタッフサービスHDとリクルートスタッフィングの合計)は5092億円(同9.9%増)、北米を中心にした海外(スタッフマークHDなど)は7895億円(同11.6%増)で、合わせると1兆2988億円(同10.9%増)の2ケタ増となった。

 19年3月期の通期見通しは売上収益2兆3020億円(同5.9%増)、営業利益2100億円(同9.5%増)、当期利益1530億円(同0.9%増)。今秋にも買収する米グラスドア社の業績も算入している。配当は年27円を予定している。

 同グループは18年3月期決算からIFRSを採用している。

 

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