厚生労働省が２７日発表した２０１７年度第４四半期（１８年１～３月）の「再就職援助計画」認定状況（速報）によると、認定事業所は１５９事業所、離職者数は８１０５人となった。前年同期に比べ６３カ所、２９７０人の減少とどちらも大幅に改善した。
この結果、１６年度年間累計では５２７事業所、２万５４１５人となり、前年比で１２４事業所、２３３１人の減少となった。事業所数、離職者数とも１３年度以降、５年連続減少の過去最少。
同計画は雇用対策法によって、１カ月間に３０人以上の従業員を退職させる場合、事業主がハローワークに事前提出を義務付けられている。
