東京商工リサーチが23日発表した2018年度の賃上げ見通しによると、年度中に賃上げを予定している中小企業(資本金1億円未満)の割合は85.6%にのぼり、17年度に賃上げを実施した企業の82.0%を3.6ポイント上回った。
賃上げの内容で、定期昇給とベースアップの合計の中央値は6000円で、大企業(資本金1億円以上)の5500円を上回っている。「従業員のモチベーションのアップ」「従業員のつなぎ止め」などを理由に挙げる企業が多かった。
調査は2月後半にネットで実施、7151社から有効回答を得た。