ニュース記事一覧へ

2018年3月16日

終値4000円、時価総額311億円  日総工産が東証1部に上場

 日総工産は16日、東証1部に上場した。売り出し価格の3250円に対して、4020円の初値が付き、一時は4050円に達する場面もあり、終値4000円で初日を終えた。時価総額は311億2000万円。

 1971年創業の同社は、製造請負や派遣事業における業界の老舗で、国内全域で自動車関連や電子部品などをはじめ幅広い業種で事業を展開。日総ブレインや日総ニフティなどの子会社を持つ。単体の17年3月期の売上高は約469億円。連結では約535億円で、経常利益は8億3000万円となっている。

 逼迫する人材不足をにらみ、請負社員や派遣社員の教育訓練施設の拠点などを増やす方針。また、業界内で合併や買収、連携などの動きが活発化している流れも意識し、上場を契機に業容拡大を狙う。

 

【関連記事】
売り出し価格は3250円
東証1部に日総工産(3月7日)


 

PAGETOP