ディップが20日発表した11月のアルバイト時給データによると、平均時給は1023円で前月比11円減、前年同月比21円増(2.1%増)となった。前月比は4カ月ぶりマイナス、前年同月比は15カ月連続のプラス。同社によると、年末向けのクリスマス、お歳暮商戦の繁忙期に入ったため、全エリアで時給の上昇がみられた。
職種別では、前年より増えたのが、「営業」の1126円(同0.7%増)、「IT・クリエイティブ」の1110円(同9.3%増)、「サービス」の1065円(同3.9%増)など8職種。一方、「教育」の1302円(同5.3%減)など2職種は下回った。
地域別では、関東が1064円(同1.7%増)、東海が1019円(同1.8%増)、関西が1026円(同2.3%増)、九州が924円(同3.1%増)となり、全4地域とも前年を上回った。
時給は、同社のアルバイト求人情報サイト「バイトル」に掲載された求人広告データ約21.1万件を基に集計した。