連合が15日発表した年末一時金(冬のボーナス、1人当たり加重平均)の回答最終集計によると、平均で2.43カ月、66万851円となり、昨年より0.01カ月分の微増だが、金額は3万1095円の減少となった。金額は2309組合、86万5502人の平均。
金額の業種別ではサービス・ホテルが昨年の2倍以上の76万8596円でトップ。製造業が71万809円で続いたが昨年より3万円ほど減少、情報・出版が同2倍以上の62万1169円で続いた。業種別労組で最も高かったのはJEC連合(化学エネルギー系)の81万1160円、最も低かったのは交通労連の32万8051円だった。
一方、エン・ジャパンが15日発表した「冬のボーナス」実態調査では、ボーナスの出る企業の正社員のうち、20%が支給額の減少を予想し、15%の増加を上回った。「変わらない」が54%で最も多かった。
調査は11月、「エン転職」利用者の正社員3682人を対象に実施した。