厚生労働省は24日、10月28日に実施した「過重労働解消相談ダイヤル」の結果を発表した。それによると、367件の相談があり、内容は「長時間労働・過重労働」が136件で最も多く、37%を占めた。次いで、「賃金不払い残業」が110件(30%)、「パワハラ」が28件(8%)など。
厚労省は、寄せられた相談のうち、労働基準関係法令上、問題があると認めた件については、相談者の希望を確認した上で労働基準監督署に情報提供し、監督指導を実施するなど、必要な対応を実施した。
厚労省は委託事業として、無料の「労働条件相談ほっとライン」を常時開設。毎週月~金の午後5時~10時、土日の午前10時~午後5時に受け付けている。電話番号は0120‐811‐610。