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2017年9月28日

衆院解散、「働き方改革関連法案」は先送り  注目される野党再編、候補者調整の動き

 安倍晋三首相は28日、臨時国会の冒頭で衆院を解散した。解散に伴い、国会に上程されていた継続審議中の法案はすべて廃案、また、政府が臨時国会の最重要法案と位置付け準備を整えた「働き方改革関連法案」(8本セット)の国会提出は先送りとなった。与党の自民・公明が過半数を維持した場合、年明けの通常国会で本格審議となる見通しだ。

 選挙戦では、野党第1党の民進と小池百合子東京都知事が率いる「希望の党」を中心とした野党再編、さらに他の野党との選挙区候補者一本化の動きが注目される。総選挙の日程は10月10日公示、同22日投開票。総選挙は2014年12月以来で、定数は前回の475から10(小選挙区6、比例4)減って465となる。過半数は233議席で、安倍首相は与党で過半数を割り込めば辞任すると明言している。

 

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