厚生労働省は17日、2017年度の都道府県別最低賃金の改定額が出そろった、と発表した。全国加重平均は時給848円で、前年より25円(3.0%)高い。最高は東京都の958円、最低は沖縄など8県の737円で、15都道府県が800円を超える。
最低賃金は7月下旬、厚労省の中央最低賃金審議会が「平均25円」「都道府県をA~Dの4ランクに分けて26~22円」の引き上げ額の目安を答申。これを受けて各都道府県の地方審議会が引き上げ額を決め、各労働局に答申した。9月下旬から10月上旬にかけて、順次実施される。
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