安倍晋三首相は3日、内閣改造(第3次安倍第3次改造)を実施する。閣僚は全部で19人で、このうち初入閣は6人。官房長官や財務相など主要閣僚の軸を維持し、さらに閣僚経験者の再入閣で大枠の布陣を固めた格好だ。皇居での認証式を経て、同日夕に正式に発足する。
雇用・労働関連にかかわる閣僚では、2014年9月から約3年間にわたり厚生労働相を務めた塩崎恭久氏が退任し、現在、一億総活躍担当相で「働き方改革担当相」を兼務している加藤勝信氏が厚労相兼「働き方改革担当相」に就任する。加藤氏が担っていた一億総活躍担当相には、参院議員の松山政司氏が就く。
このほか、新設される「人づくり革命担当相」には、再入閣で経済再生担当相に就く茂木敏充氏が兼務する。
各省庁の副大臣と政務官は7日までに決め、認証式が行われる予定だ。