日本経団連が2日発表した夏のボーナス妥結結果の最終集計によると、加盟150社の平均妥結額(加重平均)は87万8172円(前年比2.98%減)となり、夏のボーナスとしては5年ぶりに減少した。6月9日の第1回集計(加盟82社)の91万7906円(前年同期比4.56%減)を下回った。年初の円高が製造業の労使交渉に影響を及ぼしたとみられる。
製造業(124社)が89万556円(同4.89%減)、非製造業(26社)が83万9091円(同5.92%増)と対照的な結果になった。業種別では建設(3社)が122万2410円のトップで、食品(10社)が101万8274円で続いた。