ディップが20日発表した6月のアルバイト時給データによると、平均時給は1006円で前月比12円増、前年同月比24円増(2.4%増)となり、3月以来、3カ月ぶりに1000円台を回復した。前年比は10カ月連続の増加。同社ではお中元の増加という季節要因のため、と分析している。
職種別では、前年より増えたのが「オフィス」の1019円(同1.7%増)、「イベント」の1208円(同0.6%増)、「サービス」の1054円(同3.4%増)など9職種。「IT・クリエイティブ」は1027円(同6.2%減)、「営業」は1108円(同7.4%減)、「販売」は949円(0.6%減)と3職種が下回った。
地域別では、関東の1047円(同1.6%増)、東海の997円(同1.6%増)、関西の1016円(同4.0%増)、九州の899円(同4.4%増)となり、前月と同様に全4地域で前年を上回った。
時給は、同社のアルバイト求人情報サイト「バイトル」に掲載された求人広告データ約17.8万件を基に集計した。