就職情報のディスコが6日発表した来春卒業の大学生・大学院生の7月1日時点の内定率(速報)は83.2%となり、前年同月比3.4ポイントアップした。6月1日の63.4%から1カ月で19.8ポイントも急上昇、学生側の売り手市場を鮮明にしている。
7月の内定率が80%を超えたのは、リーマン・ショックの影響が出る前の09年3月卒業者の82.6%以来、9年ぶり。調査対象の学生のうち、就職活動を終了した学生の比率は66.1%で、33.8%は就活を継続中。
同社の就活サイトに登録するモニター学生を対象に、7月1~5日にネット調査し、1238人から回答を得た。