厚生労働省は10日、違法な長時間労働や労災事故につながる労働安全衛生法違反など、労働関係法令に違反した疑いで書類送検された企業名を、同省のホームページで公表した。各労働局が発表した内容を一覧にして掲載。今後も掲載を継続する方針だ。
今回公表したのは、昨年10月以降の事案で、334の企業名や事業場名。違反内容や書類送検の日付も記載している。厚労省は毎月1度「更新」する意向で、期間中に違法状態を是正、改善した企業名は削除する。
【関連記事】
44%の4416事業所で違法残業
16年度上半期、厚労省が監督指導(1月17日)