衆院本会議は16日、職業安定法改正案を含む雇用保険法改正案を賛成多数で可決した。舞台は参院へ移り、政府は月内の成立を目指す。
職安法改正案は、「紹介事業の機能強化」と「求人・募集情報の適正化」を目的としている。施行は来年1月の予定。
また、今回の雇用保険法改正案には、育児・介護休業法改正案も含まれており、育児休業期間について「現行の1年半から2年に半年間延長する」もので、子供が1歳半になっても保育所に入所できない場合の“緊急避難措置”となる。施行は今年10月の予定。
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