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2017年3月 8日

2月時点で2割が「エントリー」  アイデムの就活学生調査

 求人情報のアイデムは8日、来春卒業予定の大学生を対象に実施したアンケート「就職活動に関する学生調査」結果を発表した。それによると、2月1日時点では「準備活動段階」と答えた人が62.3%で最も多く、「エントリー活動段階」が19.5%、「面接・試験段階」9.1%などが続いた。「内定獲得」も2.1%ある一方、「まだなにもしていない」が7.0%あった。

 働くうえで「大切にしたいもの」として給与水準、仕事の内容、働きやすさの3点から選んでもらったところ、「働きやすさ」が過半数の56.1%を占め、「仕事の内容」(33.6%)、「給与」(10.3%)を大きく上回った。

 働きやすさのイメージとしては「人間関係や風通し」(50.8%)、「年間休日数が多い」(35.6%)、「残業時間が少ない」(31.8%)などが多く、ワークライフバランスを重視している傾向がうかがえる(複数回答)。

 調査は就職希望の大学生・大学院生の男女660人を対象に、2月1日から1週間、インターネットで実施した。

 一方、リクルートキャリアが同日発表した大学生・大学院生の内定率は2月1日時点で3.4%となり、前年同月の2.3%を1.1ポイント上回っている。来春卒業の学生の就職活動は3月1日に解禁された。

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